大空の散歩
池田町へおこし頂くと、ハンググライダー、パラグライダーが気持ち良く大空を
飛んでいる姿をよく見かけます。
どうやって飛ぶのだろう、イッタイゼンタイどれぐらい飛んでいるのだろう。
そんな疑問の数々を解決して、あなたも池田の空博士に、
彼氏、彼女に、子供や孫にちょっと自慢してしまいましょう。


パラグライダーの1日体験を取材しました。詳しくはこちらから

Q1 ハンググライダー、パラグライダーはどうやって飛んでいるの
ング、パラのお師匠さんは、「トンビがくるりと輪を描いた」とある、あのトンビです。
羽根を広げて空をグルグル回りながら上昇しているのを見たことあると思いますが、それと同じです。
ハング、パラとも後ろにグライダーとついている事からも判る様にどちらも滑空機です。
その翼がハングは翼の形をした布ですし、パラは吹流しの合体型のような形になっています。
向かい風を受ける事によってセル内に空気を入れ翼を形成し、揚力を確保しています。上昇するのはトンビとおなじ上昇気流(サーマル)を利用します。

パラグライダーでは、ポッカリ浮かんだ雲の下を上昇気流に乗って、グルグル回りながら上昇していく姿を見ることが出来ます。
ハンググライダーにおいては、速度が速くパラグライダーのような小回りが出来ないため上昇気流帯を通過しその都度、グイ、グイっと高度を上げていきます。
Q2 テイクオフ(飛び出す所)とランディング(着陸する所)の高低差は
田山の頂上は924mですが、テイクオフはもう少し下になります。標高は760m
ランディングは田んぼの中ですがこちらは標高30m高定差は730mになります。
テイクオフ後サーマルを探しながら飛行しサーマルをゲットできると標高1000m、2000mと高度を稼いでいきます。
Q3 今までに沢山飛んだ人はどれくらい飛んだのですか。
高く飛んだ人は高度2900m 
距離は、ハンググライダーで岡崎市。パラグライダーは金華山の麓の長良川河畔の芝生広場(鵜飼い大橋)
ちなみに気温は高度が100m上がると0.65℃下がるので高度2900mということは地上より20℃近く低くなるので夏の暑い日、気温が30℃であれば10℃くらいしかないという事になります。最高の避暑?でしょうか。
Q4 池田山を飛んでいる人はどんな人たちですか。
16歳から大正生まれの元青年航空兵まで
高校生から大企業の社長さんまで老若男女、空にあこがれている人達です。
ちなみに、体験コースでパラグライダーを始める時は女性の方が多いのですが高高度(池田山のような)をフライトするパイロットになると男性の方が多くなっています。
Q5 うまい人と下手な人を見分ける事が出来ますか。
んでいる姿を見ていると翼の形に違いがあることに気ずかれると思います。
ハンググライダーでいえば三角形に近い翼と長方形に近い翼があります。
パラグライダーは卵が型の翼と長方形に近い楕円とに分ける事が出来ます。
ハングの長方形、パラの長方形に近い楕円形の翼に乗っている人が上級者です。
飛行機と同じでテイクオフの時とランディングの時に一番技術の差がはっきりします。
判りやすくいえば、安心してみていられるのがうまい人ですし、あの人大丈夫かなと
ハラハラドキドキさせてくれるのが発展途上のフライヤー(人)です。どんな競技でも
そうですが、うまい人は見ていてカッコいいですし、安心感がありますよね。
Q6 池田山での基本的飛行パターンってありますか。
Q1でご紹介したようにサーマル(上昇気流)を捕まえて飛んでいきますので、
昇気流の発生しやすいポイントを通過しながら飛んでいきます。
ランディングからみていると、
1:テイクオフ後すぐ左に旋回(パイロットから言えば右旋回)していき中腹にある展望台の上を目指します。
  ここでサーマルを見つける事が出来ると旋回をして上昇していきます。
2:つぎに尾根沿いにフライトし禿山になっているところの上空を目指します。
  展望台とか、禿山とか地表が見えているところにはサーマルが発生しやすいのでフライト時のチェックポイントとなります。
3:クロスカントリー等山から離れてフライトしていく時は、水の入っていない田んぼや畑、工場の屋根の上等周りよりも温度が高くなるところを探してフライトしていきます。山から離れた時の次のチェックポイントはスポーツ公園の体育館の屋根です。
Q7 テイクオフでの見所は
イクオフのすぐ上に段々のイスがあります。見学や写真撮影には最高!
まず翼(キャノピーといいます)を形よく広げて1本1本ヒモ(ラインといいます)が絡んでいないか、チェックします。これを怠るとテイクオフしたとき翼がうまく出来ず大変なことになります。それだけにパイロットは真剣です。その真剣さもみて見て下さい。
キャノピ−のセットが出来たら前方の吹流しをチェックし谷から吹き上げる風が来たら助走を開始します。うまいパイロットは2、3歩で大空に飛び出して行きます。初心者は数歩走ってお尻を地面に擦りそうな勢いで飛び出していきます。ここでも技量の差が確認できます。
自分が飛ぶつもりになって吹流しの動きをみていると面白いですよ。
Q8 ランディングでの見所は
地をうまく出来るかどうか見ていましょう。
基本はテイクオフの時と同じ風に正対してランディングに進入します。ランディング上空に達したときまだ高度があるときには上空で旋回し高度を落としてから進入します。
うまい人はふわっとほとんど歩かずに着地し、初心者は尻餅をついたりしています。
興味のある方は、駐車場に車を止めて、エアロクルーズのクラブハウスに行くと小林校長やベテランパイロットが説明をしてくれます。お茶のサービスもあるそうですよ。
Q9 スピードはどれくらいでるのですか
ラグライダーは時速30kmくらい。ハングは時速40kmくらい
でも、選手達のグライダーはパラグライダーでも時速60kmくらい出ます。
ただし、向かい風の中をとんでいるときは見ていると遅く見えますし、追い風の中を飛んでいる時はもっと早いスピードで飛んでいるように見えます。
極端な例ですが風速40kmの向かい風の中を時速30kmで飛ぶとどうなるでしょう。
これは、一生懸命飛んでいるつもりでもバックしていく事になります。
(実際はこんな強い風ではテイクオフできないためフライトする事はありません。)
Q10 体重制限とか年齢制限ないんですか
ラグライダーのカタログを見ると装備重量という言葉が書いてあります。これは自分の体重+パラグライダー、ハーネス、フライトウェア等の装備を含めた重量の事です。
装備重量の幅は55kg〜130kgとかなり幅広い重量に対応が可能となっています。
装備の部分の重量は15kg〜20kg位となりますので、最低の体重で40kg、最高の体重が110kgくらいでしょうか。(二人乗りのタンデムグライダーというのもあります。こちらだと合計体重200kg位はOKなので小錦さんがタンデム機を使えばフライト可能となります。)
15kgオーバーの重量を背負って歩く事が多いので年齢よりもこの重量を背負って歩ける体力があるかどうかのほうが影響してきます。
体重が40kg以上で15kgの荷物を背負う力があれば、中学生でも、小学生でも大丈夫ですし、大正生まれの方でも大丈夫です。特に年齢による制限は考えなくてよいと思います。
池田山のエリアはランディングとテイクオフを車で移動してしまい、装備を背負って歩くという事が無い、全国でもTOPクラスのお手軽エリアとなっていますので体力に自信の無い女性でも楽しむことのできるエリアです。
なお、運動神経については、車の運転免許がとれたり、自転車を乗るだけの運動能力があれば、誰でも楽しめます。
Q11 ハング・パラの基礎知識
対気速度と対気速度

対気速度とは パイロットの回りに存在する空気の塊に対する速度
対地速度とは 地表に対する速度
 をいいます。
例えば、あなたが自転車で風上に向かって走ったとします。その時に吹いて来る風に対するスピードが対気速度です。Q9にも書いたようにあなたが一生懸命ペダルをこいでも向かい風が強いとなかなか前へ進みません。ところが後ろから風を受けると少しペダルをこいだだけで楽にスピードが出ます。
そして、自転車をこいでいるあなたを見ている友達からは、向かい風に対した時はスピードが遅く、追い風の時はスピードが早く見えます。これが対地速度です。
この速度が飛行にとって最も重要です。なぜなら、この速度が「揚力 - 飛行機が浮かぶ力」トなるからです。そのためテイクオフもランディングも必ず風に正対して行ないます。
回色々な情報はエアロクルーズの小林校長にご提供頂きました。
とっても若くて、話しやすい校長ですので聞きたい事があったらランディングもしくはすぐ横のクラブハウスをのぞいて見て下さい。
いっぱいパラグライダーについて教えてくれますよ。
空のアルバム       ハンググライダー、パラグライダー愛好家の方よりご提供頂いた写真集
写真提供 エアロクルーズ 小林校長様
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